ぶった切る

カフェ時代から約20年使い続けていたコールドテーブルがついに

壊れてしまいました。

そのまま空の状態で収納だけでも使えないかなぁなどと考えていましたが、

気温上昇してきて少し臭いを発するようになってきたので

廃棄処分することにしました。

しかしいざ排出作業を始める段になり

店内の空間を広くとるためにカウンターをぎりぎりまで後ろに下げていることや

配管の関係でカウンターが動かせない。。。

カウンターに隠れているコールドテーブルがそのままでは

取り出せない!ことが発覚しました。

作業前の準備としてCDとレコードプレイヤーの取り外しや

コールドテーブル上に載っていたたくさんのモノを整理移動したり

センターテーブルを壁際まで移動させて、排出しやすいようにしたりと

なかなかの作業をした後に、むなしくもとに戻すなんて。。

なんとかなりませんかと懇願する前に

「切るしかないな」と手慣れた猛者然とした職人さんがつぶやき

ました。

えええー鉄の塊に感じていたコールドテーブルを切るですと。

驚く私のそばで

テキパキと作業がはじまりました。

コールドテーブルはこんな感じのモノです。

天板の鉄部分と扉を外していざいざ。

正にぶった切る

ギュイーンと勇ましい音をたてて職人さんは淡々と作業を進めます。

考えてみると天板以外は発砲ウレタンなどの柔らかい断熱素材ですので、

切って運び出すということは理にかなっております。

結局三分割されて運び出されました。

長年使っていたのでなにか感慨深いものが。。とはならず

すっきりしてなんかこころ軽くなりました。

取り外した後の13年分のごみや汚れは想像していたよりも

少なく、ほうきと塵取りとウエスタオルであえなく終了。

空いたスペースにレコードを収納できるので、

お客さんのリクエストにも応えやすくなるのかなと

スペース活用をあれこれ考えています。