尾道 トロイメライの街

さあ尾道散策です。

商店街のアーケード近くに佇む林芙美子さんに迎えられて

ロープウェイ乗り場までテクテク。

それにしてもこの銅像、こうもり傘と籐のケースまでも添えられて

雰囲気ありますね。尾道ならではの演出かな。

ガイドさんの尾道をめぐるあれこれを聞きながら10分すこしで登頂。

港の街並みを車窓から眺めながらの道中

小さな島に囲まれた港町の風情を楽しみました。

まずは文学の小路を歩き下ります。

この小路沿いにはさまざまな尾道ゆかりの作家の句や名文句

が立て看板のなかに刻まれていて、立ち止まり読み込んでしまいます。

中でも印象深く感じた一遍がこちら

人気の猫の小路も歩かねば。

猫にまつわる置物が置かれ、その間から今にも猫が飛び出してきそう。。

と思いあたりを見回しながら歩きましたが、猫を発見することはできませんでした。。

聞けば遭遇するひとは何匹も名物猫に出会うとか。

私は残念ながら。

絵葉書にもなっている有名な天寧寺三重塔も眺めることもでき

ロープウェイでの散策は観光気分をとても満足させてくれました。

尾道といえば私は映画「転校生」を思い浮かべます。

笑って怒って驚いて。同世代の物語は今も心の中にしっかりと

根をおろしています。歩道橋の自転車やバイクも通れるスロープを

セーラー服姿の小林聡美が立ちこぎで駆け上がっていくシーンが

青春だなぁと印象的。

あの場所に来られたことに感激し私のあたまの中では

劇中で使われていたトロイメライのやわらかくやさしい旋律が

ずっと流れたのでした。

映画「転校生」では尾道の趣ある場所がたくさん登場するのですが、

やはり物語のきっかけとなる場所を訪ねねばと

街中から少し離れたロケ地御袖天満宮にやってきました。

来てまず驚いたのはこの石造りの階段

55段あるそうですが、こんなところをふたりが

組んずほぐれづ転がっていったなんて!

映画では痛みよりもふたりが入れ替わったことに気がいって

あまり考えたことがなかったのですが、これはこれは痛い。

来てみないとわからないものですね。

天満宮の敷地内で黒猫発見

よく鳴くひとなつっこい猫。猫の街ともいわれる尾道で遂に

遭遇できました。

今年3月に廃業した渡し船の老舗「福本渡船」に乗ってみたかったなぁと

思いながら夕方の尾道を散歩

なんにもないようでなんかある

そんな郷愁あふれる尾道はきっと旅人のこころを満たしているのでしょう

私もすっかり満足。惹かれる街尾道

いい旅ができ明日の姫路に思いを馳せるのでしたー