
不定土曜夕方のレコード持ち寄りの集い「アナログ親父の会」
スタート前にいつも肩慣らしと称して、みなさんがいらっしゃる前に
アンプを立ち上げ、私の好きなレコードをかけて
装置のコンディションを確認しています。
先週土曜日にも会の前に肩慣らしとばかりにスィッチ入れて
レコードに針を落とします。
まず確認することは左右のスピーカーから音が出るかなんですが
元気よく音が鳴れど、片方から音が出ない。。
うーん。まず疑ったのは接触不良。ケーブルの差し込みの確認。
しっかりつながっています。スピーカーケーブルもOK.
mc30パワーアンプのどちらかに問題があるのかと
左右ケーブル差し替えてみますとー
プリアンプc20が原因だと判明しました。
アナログ親父の会は真空管アンプを使って催しているのですが
事情を説明して、今回はもうひとつの雨ふりの雄。
JBL SA600とLINN LP12を使って、会を進めさせていただきました。
音の違いを楽しんだよ。と言っていただきこれはこれで
良かったなと。

週明け月曜日、アルファロメオの重大なことを相談に行くなど
(これはまた別のハナシ)
行ったり来たりしてなかなか濃い月曜日でしたが、なんとかアンプを
修理に出すことができました。
いつもこちらのお店事情をわかって、メンテナンスをしてくださる工房の方から
早速原因がわかったと連絡がきました。ほんといつもありがとうございます。
C20のずらりと並んだ真空管の中ほどに12A-U7という球が二本入っているのですが、
これは左右の音を出す通り道でして、この一本が寿命という始末でした。
マッキントッシュの真空管アンプは
60年以上前のビンテージ装置ですから
不具合はなにかしらありましたが、所有して20年
真空管が寿命というのは初めてのことでした。
聞けば電球然とした真空管ですが、滅多にアウトになることはないとのこと。
経年劣化を心配する年代に入ったのかなぁと他の球も心配になるのですが、
予備の球もあることだしと、落ち着きました。
今回の件も予備球交換にて一件落着。

完調になった真空管アンプ。こけらおとしは不具合がみつかるきっかけとなり
途中で針を上げてしまったアルバム。
シビル・シェパードはJAZZボーカリストで女優。
このアルバムは「タクシードライバー」に出演したころのもので
70年代中ころの雰囲気あるジャケットが素敵に感じます。
一曲目のボサノバ「トリエステ」が朗々とメトロゴンから流れ出し
日常が戻ったと安堵。
それにしてもシビル・シェパードとスタン・ゲッツの掛け合いは
いい空気感を醸し出しますね。日曜の午後みたい。
そう
新婚さんいらっしゃいの時間帯のフルベール化粧品とかイオナのCMの
懐かしくなぜかこころ落ち着くあの感じがするんです。