レコードの会〜室蘭ジャズクルーズ

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昨日は、レコードの会と称して20時くらいからマッキントッシュ真空管で、
マーチンデニーをつらつらとかけていました。
面白がってやってきてくれた方に、本当に感謝いたします。
「エキゾチックサウンド」未知なる音楽に付き合っていただきまして、
ありがとうございます!
これを機会に、土曜日は終日レコードをかけようかな。。決定。
50年代や60年代に録音された音楽は、CDよりもレコードで再生したほうが
より生音らしい表現を感じることができるので、聴いていて気持ちよく
ノレますね。閉店近く、誰もいない「雨ふり」で「LIVE AT MISTY 山本剛トリオ+
森山浩二」を聴きながら、ひとりノリノリで本日は終了。

そうそう山本剛といえば〜先週土曜日、「室蘭ジャズクルーズ」にて
矢野沙織と共演!こんなスバラシイ組み合わせを、見聞きしないわけにはいかないと、
いそいそと行ってきました。

チンクで国道一部高速を使って、3時間のドライブの後に見たLIVEは行ってよかった
充実したものでした。(会場は倉庫なので、暑いのなんの。出演者、観客ともに
汗だくだく)
矢野沙織の新しいアルバム「BEBOP AT THE SAVOY 」がすごく好きで
中でもアルバムの一曲目に収録されている「キッカー」がすばらしい〜
ジョー・ヘンダーソンの作品ですが、本家を超えるスピード感が快感。
カッコイイの一言です。
なので山本剛トリオと、どんな「キッカー」が聴けるか楽しみ〜だったのですが、
やってくれなかった。。。ちょっと残念でしたが、共演が
しっくりときていて、どれも良かったのでヨシ!です。(オープニングのダイナならぬ
``だんな''には笑ったー「あきれたぼういず」みたい。山本剛の歌声も
初めて聴きました)

その中でも白眉は映画「タクシードライバー」のテーマ
都会のなんともいえない、やるせなく切ないメロディを、
表面をなぞるだけの演奏ではなく、言うなれば真空管で再生したような
深いコクがあるものに。
矢野沙織23年の人生に何があった?米国での活動が、
この都会をテーマにした曲に反映されているんだろうなぁ。
映画の印象的なシーンのひとつ、シビル・シェパードの瞳を思い出させる演奏でした。

室蘭ジャズも今年で終わりなのですね。第三回に行って以来ですが、
(倉庫の暑さでその記憶が甦りました。)
野外イベントが少なくなることは、さびしいですね。。
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