昨日アカデミー賞の発表があり
ゴジラ-1,0が視覚効果賞を受賞しました。
これに刺激を受けていつか見ようと思っていた
ゴジラを本日見に行っていきました。(単純明快です)
思えば生まれて初めて映画館、浦河大黒座でみた映画は「ゴジラ対ヘドラ」
環境汚染から生まれた怪獣を原爆実験で変質して誕生したゴジラが
退治するという、人間のおかげで数奇な運命を背負わされたもの同士が
激突するといった不条理劇は
シェーをしたりしていたおちゃらけた60年代後半のゴジラの姿とは
まったく違うもの。そうそれは50年代の最初のゴジラの理念に
回帰したようでした。考えれば幼い私も何か子供むけではない恐ろしさを
感じた気がします。
そしてゴジラ-1.0
公開からしばらく時間が経っていますが、あらすじや他情報を
一切知らないで鑑賞しましたが、すごく度肝を抜かれました。
まずストーリーがいい。よくぞこんなストーリーを考えてそれを
視覚効果と役者が組み立てていったことに驚き感服しました。
ゴジラがでて街を壊して、なんか超人的なアイデアでやっつける。。
といったシェーをしていたゴジラがまだちらつくアタマで想像して
劇場に行きましたが、点と線が結び付く丁寧なシナリオには
自然と涙がダーダーでたりして
もうほんと素晴らしい映画としか言えません。単純明快な私ですから
素直に涙と興奮に感謝します。
かつて使われた効果音や音楽が爆音でかかるところもゾクゾクして
大黒座で見たあの頃を思い出してじんわりさせられましたね。
ご覧になっていない方はぜひ是非。きっと想像に裏切られます。
続く話のファーストゴジラもリメイクしてほしい。このキャストなら期待大です。