日本の活躍により、思いのほか盛り上がりを見せています
サッカーワールドカップ
そんなに興味のない私なんかも、ついついニュースなどを
読んでいます。
この前の日本対ポーランド戦は、夜の10時くらいのスタートでしたので、
雨ふりのカウンターでもお客さんのアイフォンで、ながら観戦となりました。
この試合、なにより驚いて反応したのは
開催地がなんとあのスターリングラード!ということ。
今は改名されボルゴグラードとなっていますが、
二次大戦の激戦地は、内容は知らずとも名前くらいは知っている方が
多いのでは。歴史に名を成す場所でのサッカー開催に
少し遠くをみつめる私です。
サッカーの結果はここで今更なのですが、
ネットや新聞でも日本の所業に賛否両論がいまだに渦巻いています。
私が感じたのはやはり正々堂々と渡り合うのがよかったのでは〜と
いうもの。
宣誓するときには「スポーツマンシップにのっとり
正々堂々と戦うことを誓います」とやるわけですが、
ソレをないないしてしまったんでしょうか。
くしくもとてつもなく多くの人が亡くなったスターリングラードの地。
けれど戦争は結果がすべて、勝たなければ意味がありません。
これは歴史がいつも証明しています。
善戦なんてあとで勝者が付け加えてくれるなぐさめ。
殊はスポーツです。
もちろん勝利に全力です。でも精神性や品位を伴ってのこと。そこに感じ入るのが
スポーツの世界なんじゃないか。。。
高潔なスポーツマンシップにのっとり、日本人の姿勢を世界にみせてほしかったなぁ。
実直で勤勉な日本人はやっぱり信用できるとね。
個人の試合ではなく団体の国の代表ということを忘れて
スポンサーのために試合をしているような印象が残りました。
勝てば官軍負ければ賊というのは戦のハナシだよなぁ
せめてマスコミが勝手に名付けて煽った「サムライ」という呼称はやめてあげてください。
きっとこれからの試合に重荷になるのだから。。。
なんて私の勝手な所感ですので、あしからずご了承ください。
写真はスターリングラードの激戦地「ママエフの丘」に建つ
母なる祖国像です。
巨大で力強い像は激戦を物語ると同時に多くの犠牲者を忘れさせません。
いつかは行きたい場所です。