若き匠

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少し前の、6月のとある日曜の午後に、このブログにもちらりと紹介致しました、
「若き球ヤロー」ことLUV Works.さんの
ビンテージオーディオ製作工場&試聴ルームを、K山さんと訪問しました。
もちろんこういう楽しい集いには欠かせない、ビールをぶら下げてー。
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老舗の計器工場の中に、LUV Works.さんの製作スペースがあります。
男はつらいよのタコ社長の工場のような、もの凄く懐かしい雰囲気!
工業系と呼ばれるアイアンの家具や、バウハウスに傾倒している私にとって
この機械類は、眺めているだけで、気持ちが飛んでいってしまいます〜
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その機械群と職人の作業台の中に、作りかけのアルテックブルーのエンクロジャーや
真空管のアンプが現れます。だけど、違和感なくしっくりと工場に馴染んでいる・・
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そして試聴ルームへ。
マッキントッシュC20とMC240、デーんとアルテック604B!がお待ちかねです。
604BのエンクロはLUV Works.さん製作。真空管アンプのメンテナンスや
スピーカーユニットの製作と、多岐に渡って仕事されています。
ビンテージオーディオ、真空管の知識には舌を巻きます。
まだ20代なのに、この勉強ぶり。。。若き匠です。
私とK山さんは関心しきり。
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いろいろなレコードを聴かせていただきましたが、
その中でも、日本のアーティストのこのアルバムは白眉でした。
音が後ろからも出ているような、そんな錯覚にも。
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流麗な音にやられた〜といったようなポーズの、ビクター犬ならぬ、
ここのマスコット フレンチブルちゃん。
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試聴がおわり、再び工場へ。
「電源タップ(こういう部分が音には重要)を製作していきませんかー」と
おもむろにLUV Works.さんが提案。よっしゃー、やってみます!と
手を上げた私です。もの凄いぶきっちょですが、懇切丁寧な指導をして
いただき、見た目もGOOD!なタップが完成致しました。
手伝ってくれた、K山さんもありがとうございます。
ピザを食べ、ビールを飲みながら、夏先取りみたいにアツク熱く
たくさんいろんなことを語り合いました。
楽しいひと時を提供していただき、ありがとうございましたー。

後日談・・訪問してから数日のちのこと、私はまたLUV Works.さんの
工場を訪問しました。
彼のお父さんが釣ってきた「ひらめ」をお母さんが捌いてくださいました。
美味しいものを持たせていただきまして、感謝感激です。
その夜、カルパッチョにしていただきました。幸せを感じる味ー旨し。