素晴らしき哉、人生!


数ある映画のうちで、私の三本の指に入るのが
フランクキャプラ監督「素晴らしき哉、人生!
クリスマスに起きる奇跡的なあたたかいハッピーエンドは
何度も私のこころをジーンと熱くしてくれます。
いわゆるキャプラタッチと呼ばれるほのぼのハッピーエンドは
単純明快でわかりやすく、素直に快哉を叫ばせるのでした。
殊に主演のジェームススチュアートが大好き!
立ち居振る舞い、豊かな表情で魅了してくれます。
ああ、こんなひとになりたい。。。絶対的な理想像
ジェームススチュアート。同じ写真集を2冊も持つという
入れ込みよう。

先日カウンターのお客様に「クリスマスに観るおすすめ映画を
教えてください」と言われましたので、
待ってました!とばかりに「素晴らしき或、人生!」と
答えました。。。
しからば、同じくカウンターにいらした年輩のお客様から
すかさず「素晴らしき哉、人生!」ですよと指摘されました。
「哉」を「或」と認識して覚えていた20代のころに
口さがない友人に指摘されて、顔が赤くなって以来
絶対間違えないゾとココロに誓ったんですけど。
大好きな映画のタイトルすらまともに言えないのに、
おすすめなんてできないなぁとシュンとなりました。
思い込みは気をつけていてもなんともならないのでしょうか。。。
私がうっかりものだからでしょうけど。
当時ケチョンケチョンに面白おかしくけなされたことを思い出せたから
これも思い出のタネとして良し。

そんな赤っ恥な私のおすすめですが、
素晴らしいことには変わりませんので、
よかったら、是非ご覧になってください。
私も久々ジェームススチュアートとともに。