持つところ





思えば身の回りにはたくさんの道具があり、
その道具類が生活を手助けしてくれています。
長い時間を共有する道具だからこそ、拘り
使い勝手のいい物を選びたいとも考えています。
そんな道具のひとつ。
緑色のカエルにみえるコレは
カギ入れです。
カレコレ10年近く使いづづけているお気に入り。
以前は鍵束を無造作にポケットに突っ込んでいたのですが、
そうすると次第にポケットに穴が開いて、最悪は床にジャラー
なんてことになり
なんかいいものないかなぁとネットを眺めていましたら
出てきたのが、このカエルでした。
大きすぎず小さすぎず、求めるサイズ感で
しかも丈夫です。いいこと尽くめの逸品なカエル鍵入れの
一番気に入っている箇所は、下部にある取っ手。
単なるロゴのプリントが入ったタグと思うなかれ、
ここが重要だったりします。
ポケットから取り出して、カエルから鍵を取り出すとき
本体にピタリとはまっている鍵はなかなか出てこないんです。
空白部分が少なくタイトなつくりなので、ジャラジャラ音が
出なくて喜ばしいのですが、取り出しにくいという難点も
発生します。
最初は、んもーと玄関前で鍵を出すべく何回も無駄にアクションを
繰り返していました。
ある時、このタグに気が付いてそれをつまみながら鍵を引き出すと
あらあら簡単に鍵がこんにちは。これで無駄にゴソゴソしなくても
よくなりました。
単なる自分の思い過ごしではなく、
タグがしっかり素材で作られているので、その目的に
つけられていると納得しています。よく考えられているなぁ。
こういう発見もうれしくなって
またじっくりと道具に向き合いたくなるのでした。。