昨日まで開催されていました片口とその周辺 うつわ展 at GRISに
行ってきました。6人の作り手による作品展で、
片口の器を中心にズラリと並んだ様々な器は
壮観ですらありました。
器の趣味がさほどない私ですが、手に取って眺めるのは
面白く、あれやこれやひっくり返したり
やや遠目で眺めたりと、したり顔で展示室をグルグル。
その中でふと気になる片口がありました。
森つくしさんの器。やや大ぶりな片口で
底に向かっての色合いの変化にすんなり惹かれました。
ほどなく購入することに決め、丁寧な包装とともに
森つくしさんの略歴を記した短冊をいただきました。
その略歴を読んであ、と思い出しました。
4年くらい前に、器の面白さを語ってくれた方が
注目していた作家さんで、私もその作品群の写真を拝見して
いいなぁとしげしげ思っていたものでした。
その作家さんの名前も作品のことも忘れて、なんにも
浮かばないアタマで手に取っていた片口。
好きなものはあんまりぶれないのですが、
ここでも遺憾なく発揮し
刷り込みとはこういうことなのかと
自分に少し感心しました。