ピョンチャン

平昌オリンピックが開催しました。
日本勢に今の時点でメダル獲得はありません、
がんばれニッポン。
興味なくもついどーなってるかなぁとTVをつけて
競技を眺めると競技結果まで見てしまいます。
やっぱりオリンピックは特別なものなんですね。
女子モーグルの準決勝を見ていて着目する選手が
いました。カザフスタンの選手なんですが、
まずウエアーがちょっと古臭く、まるで70年代の
スキーヤーみたいで、他の選手のようにアカ抜けていません。
オークレーで統一されているのかと思う程
他の選手たちは色とスタイルがほぼ横並びの中で
かなり異彩を放っていました。
白いスクーターの半キャップみたいなヘルメットには
愛犬のパグのシールがびっしり張り巡らされていたりと、
無個性な他の選手とは大きく違い、これで異彩度もてっぺんに到達。
臆することなく競技をあらゆる面から楽しんでるなぁ
私はこーゆーの好きです。
あっけらかんと元気なカザフ応援団を見ていたりすると更に感じて
自然と応援です。
もちろん準決勝に残るくらいですので
実力も申し分なく、ギリギリでしたが決勝進出します。
この選手、ファッションも個性的ですが
競技スタイルにも個性があります。
モーグルはタイムだけではなく、二回のジャンプの美しさや乱れも
審査対象で、各国選手は無難なスタイルで卒なくジャンプしている中で
カザフのこの選手は、前転!して飛び込むように
第二ジャンプを決めるんです。もうこれがカッコよくて
TVの前でおほほーと声がでました。
自分があるなぁ。
無難にこなそうとした他国の選手たちがミスしたりで
なんとカザフスタンの選手が見事銅メダルを獲得。カザフ女子モーグル史上初メダルとなりました。
その瞬間映し出された選手と応援団の喜びの表情が爆発していて
巻き込まれるように大きく感動してしまいました。
どうせやるなら楽しいほうがいいです。こんな当たり前のようなことを
思い起こさせる国と選手に拍手拍手。

雨/ジリオラ・チンクェッティ
CMでも使われた、日本にもなじみ深い有名な曲なのですが、
ピヨンチャン♪と歌っているように聞こえるのは
私だけでしょうか。
La Pioggia