銀輪は唄う♪


「錆取り教えて〜」
「はい、了解しました〜」
こんなやりとりのあと「おつかれちゃんです」と
早速やってきたのは、なんとも懐かしい〜雰囲気溢れる自転車でした。
昭和30年代くらいの国産で「ゼブラ」製。
ゼブラといえば筆記用具を思い浮かべますが、
当時自転車も手がけていたんですね、知りませんでした。
雨ふりがオープンしてまもなくの頃、「ゼブラの自転車って
知っていますか?」という話題から約3年越しで始動されて、
先日ようやく対面することができました。
春になると、「自転車復活させましょう!
錆とりなどお手伝いしますよ」といい続けたあとですから、
私も嬉しさいっぱい。
無骨ですが、何かのどかであったかいキモチになるなぁ、、というのは
小さい頃に、近所でよく見かけた思い出からなのでしょうか。
晴ればれ飲食名店街の看板との構図が、より一層郷愁を誘います。


ゼブラと打刻された文字が見えますか?

硬くなってしまったサドルの革が、またなんともイイカンジ。
磨いてみましたら意外とキレイに復活し、銀輪も鈍く
よみがえってきました!あとは自宅の自転車置き場で磨きこむとのことで、
納得がいく姿になりましたら、乗ってきてください。
そのときには、私もその辺を一回りしたいなぁ。

ゼブラの自転車を初見したときに、頭に浮かんだのは
ゲルニカの「銀輪は唄う」
この自転車は、存在する場所の近くをタイムトリップさせます。。。