雨ふり13周年

4月26日雨

雨ふり13周年

13といえばゴルゴ

私はシカゴのアルバム「シカゴ13」を思い浮かべます。

このアルバムは中学2年時分に、浦河オオイ電器で購入しました。

YMOと出会ってカミナリニ撃たれたように音楽に目覚めた中二の私は

当時いろんな音楽も知りたくて、FM放送にかじりついたり

貸しレコなどない町の唯一の音楽処みたいな図書館で

レコードを借りたりして、さまざまな音楽を吸収していました。

ロックも学ばねばいかんと思っていたところに

アーチスト名に聞き覚えがあり、なにより13の数字のジャケットが

印象的だったシカゴ13をレジに持って行ったのでした。

いわゆるジャケ買いでした。

早速家に帰り、NECのシステムコンポーネント「ジャンゴ」で

再生しましたがなんかしっくりこない。。

ああ購入するんじゃなかったぁ

お小遣いも限られた中二にとって、この失敗はかなり大きく

残念に思っていました。このハナシを担任の佐藤先生にためいきつきながら

話したところ「先生シカゴ好きだから、ソレ売ってよ」と

なんとなんとのうれしい提案をいただき、急いでうちに帰り近所の佐藤先生の

自宅まで届けたのでした。

先生のうちでカルピスをいただきシカゴ13をかけながら、いかに

シカゴが素晴らしいバンドということを教えてもらうと

流れているシカゴ13が心地よく、なんともいい音楽に感じていたのです。

それは先生のやさしさも相まってと思いますが

以来くじけず更にいろんな音楽が聞きたくなるきっかけエピソードとなりました。

先生は退職されていますが、ことあるごとに気にかけてくれ

ずっといまでもお付き合いさせていただいております。

雨ふりにも訪ねてきてくれて、一緒に杯をかさねたのもいい思い出。

先生またお待ちしてます。