20210426 雨ふりは１１周年を迎えることができました。
新型コロナの影響で、イベントなどはせず
ふつーの一日でしたがそれでも雨ふりに集いしみなさんが
静かにお祝いをしてくれました。うれしいなぁありがとうございました。
雨ふりに集いし方々のことをお客さんの間では雨降らしと言うのだそうです。
上手い言いようだ。
確かに雨雲もくもくでてきても、何か刺激がなければ雨はふりだしませんしね。
これからも雨ふりに刺激とそして楽しくなるきっかけを与えてください。
雷さまみたいなお客さんとの出会いも期待大です。（ちょっとこわいけど）
たくさんの素敵な花をありがとうございました。
華やいだ雨ふり。５月１１日まで９時までの時短営業ですが、
花々ともどもお待ちしてます。
つつが虫の私なのでいつもならこの辺でさらりと〆るのですが、
１０年以上もお店をひらいているので、ここでちょっと
あるあるバナシでも。
その１
ノーゲストの時に音楽がとまって、次なにかけようかなぁと
あれこれ探している時にかぎってお客さんがドアを開ける。
そして無音の店内に反応して「やってますか」と言われてしまう。
これはホント今でもよくありまして、もーやってますってーと
あーあと思っております。あーあは続くどこまでも。。
その２
レコードをかけるとお客さんがくる。
これまたノーゲストで自分の好きなアルバムを
かけてるとドアが開きます。真空管でかけるとこれがテキメンで
しかも大勢での来店が多い気がします。
その時は、さぁはりきっておもてなししなきゃと思うと同時に
あーあこれ大きい音で聞きたかったーとも。
かけた早々に針を上げる気持ちお察しください。
その３
雨ふりだから来た
もうこれも特に男性の方、年配のかたがそう言って来店することが
よくありましたね。最近は誰もそう言って来店される方がいないので
ちとさびしいです。満面の笑みを浮かべてドアをあけて
私もまたかーと思いながらも笑ったもの。
そうそう、雪が降ってたときは雪ふりだから来たという方も。
これは強者と言ってもいいんじゃないでしょうか。
その４
パラゴンいい音してますね
これはデザイナーが同じですし、メトロゴンの知名度が低すぎるので
仕方ないですが、そんな時は
メトロゴンの上の壁にある１９６０年の雑誌広告の切り抜きを額装を指さしながら
全くの別ユニットで異なったコンセプトでつくられたものだとあくせく説明。
特にミニパラゴンと言われた時は、メトロゴンの名誉のために懸命に説明します！
これからもメトロゴンについてたくさん語るんだろうな。
その５
忘れ物を忘れない
少なからず１０年以上も店を開けていますとそれなりの来店があるわけで
それと同時に忘れ物もそれなりにあります。
携帯や高級傘ストールなどは後日お客さんの申告により引き取られるケースが
ほとんどですが、私はどんなちびたものでも思い入れがあるかもしれないので
捨てずに保管しています。
忘れた方を認識してればその方が来店したときにお渡ししてますが
お客さんが忘れたことを忘れていて、大変感謝されることもあります。
その喜びの瞬間がうれしくて、ますますきちんと保管しお渡しできる日を
思い描いています。
使い古したスキーグローブを忘れた方がいて、その方滅多に来店されないのですが
これも捨てずに保管していたところ３年ぶりくらいに来店。スッとお渡ししましたが
その時の感謝のされようったらもうもう。
還暦すぎの方ですがなんでも高校生くらいから愛用していたもので、どこで落としたものやらと途方に暮れていたところのまさかの再会に感激しきりでした。
大事にしていたモノがなくなる気持ち、モノを愛する私は痛いほどわかりますので、
お帰りになるお客さんには「忘れ物はないですか」とお声掛けしています。
これを読んで思い当たる方はこんなの忘れてなかった？と聞いてください。
もしかしてもしかするとですよ。
まだぼちぼちある、あるあるですがまたの機会がありましたらとうことで
このあたりで。
