大鳴門橋を渡り四国へ

5月13日淡路洲本の宿を出て明石大橋につづき大橋を渡ります。

大鳴門橋を渡り四国へとそぼふる雨の中アルファロメオはひた走ります。

渡る前にはらごしらえとばかりに

道の駅うずしおinうずまちテラスに立ち寄りまして淡路のたまねぎを使った

ご当地グルメ「アワジバーガー」を食べました。

淡路島のたまねぎは甘味がありたまねぎのとがったところがなく

本当においしかった。揚げてもよし、炒めてもよしの特別なもの。

クルマなので親のリクエストもあり、後日淡路島福良のマルシェにて

箱買いしました。

かわいらしい玉ねぎワゴンの奥に望む大鳴門大橋を眺めながら

アワジバーガーをガブリ。これからあんな大きな橋を渡るのかー

未知なる試みに緊張高まりました。

雨のなか無事に橋を渡り目指すは香川県高松市

高速を使い順調に進んで。。とはいかない私。

Googleナビに従っていたのですがまたしても自分のカンと思い込みで

高速を降りてしまい

やり直しでGoogle先生が指示してきたのはものすごく細い山道。

民家もないところにいてもはや右も左もわからず不安でいっぱいな状態。

おまけに燃料ゲージもやばい。

迷うと進んでしまう私ですが、舗装されているとはいえクルマのすれ違いも

ままならないような山道がずっと続いてこれはアカンとつぶやくのが

せいぜいでした。

燃料計とにらめっこしながらなんとか道を示す青看板まできてほっとしました。

脱出してすぐにローカルなどこか懐かしいスタンドが現れて

よっしゃーと思いましたね。

それにしても誰も走りそうもない山道で3台ほどクルマにすれ違いましたが

驚いたろうなぁ。だってこんな変わったクルマがくねくねした道からぬっと

現れるんですよ。ツチノコみたいなものですか。

そんなこんなでうどん県にたどり着いたのはお昼少し前。

もちろんお昼はうどんと決めていました。

老舗のうどん屋さんは地元の方々プラスちょこっと観光客でにぎわっています。

そんな中すっと座ることができたので人気のザルうどんをお願いします。

普段蕎麦ばかり食べている私にとって小麦のうどんはどこも変わらない

特徴の少ないもの

たとえうどん県であってもさほど違いはわからないのでは。。と

思っていましたが、これが驚き。うどんとつゆのおいしさったら。

今まで食べたおいしいうどんのMAXいい状態で提供されているものと

感動いたしました。さすが本場の味。食べてみないとわかりません。

店を出ると曇天ですが雨は上がっていました。

せっかくなので少し観光をと

なんとはなしに城に向かいました。

またもやGoogleが指し示すのは細く入り組んだ道。

ハンドルをこねくりまわしてたどり着いたのは行き止まり、

城壁にたどり着きました。観光客がいるものだと思っていましたが

近くには工事関係者の姿のみ。なんだこのクルマーと言わんとばかりに

むだに注目されて、恥ずかしいやらでそそくさとバックしてこの場所を離れます。

城壁をあとにして向かったのは栗林公園
高松の有名観光スポットらしいので散策してみようと
近くの有料駐車場に止めてやってきました。
栗林公園(リツリン)とは読めずクリバヤシと思っていましたら

駐車場の方に読み方を教わりました。

園内はまるでお手本のような日本庭園が広がります。

移築された家屋も珍しく四国の歴史の深さを道民は思い知りました。

写真が多くなったのであえて上げませんが、私が一番すごいと思ったのは錦鯉。

艶やかに色を纏い泳ぐ様見事でした。

思わずへぇー

すごい通りがありました。宿はこの通りに面していて

雨にうたれて驚異的な山道を走ってくれたアルファロメオ

その駐車場に止めてお互い休息です。

晴れてきた夕方宿を出て街を散策。

趣という言葉を何度使っても足りない程味のある街がありました。

小道をぐるぐる歩いているのがただ楽しい。

かの方も歩いた道を少しロマンチックな夕暮れに歩く。旅はいいもの。

Googleで評判の創作料理の店に丁寧にふられましたが

そこに行く前に気になっていたチェーン店ぽいところで

落ち着くことができました。

若者が元気よく丁寧に接客してくれて

食もココロも満足。自分のカンを信じてよかったと

山道のことを思い出しながら高松の夜に救われたなぁなんて。

淡路ふたたび~そして奈良へ編に続きます。