今年の漢字は「車」

先ごろ今年の漢字が発表されましたが

私の今年の漢字は迷うことなくコレ

「車」です。

なにせ5年の月日をかけたボディレストアが終わり

フィニッシュ作業の

組付けをスピードアップしてやってくれたおかげで

3月下旬にアルファロメオが納車。

それから

11月の末頃までまぁ乗りまくったもの。

晴れた日にはハンドル握っていたのではというくらい

乗りまくった一年でした。

月日はかかりましたが新車のボディを手に入れたアルファロメオの乗り味は

素晴らしく、いつまでも乗っていたくなるほど感動しました。

嬉々として

あちらこちらにたくさん出没しましたら、うれしいことにお声掛けしていただくことも

多々ありまして、自分だけでなくとりまく皆さんもニンマリしていただいたのかなと

思いました。これはクルマ冥利に尽きる。

そして私も実現するのは夢のまた夢と思っていたことがなんと

シーズンオフ寸前に実現できたことも大きな出来事でした。

それはホィールを15インチから13インチへ変更したことです。

私のクルマはアルファロメオGTAmレプリカ。

60年代後半からレースで活躍していた頃のレースカーを再現したものなんですが、

ボデイ形状にエンジンチューンなどあらゆるところに手を入れていますが

一番肝心なところと私が意識していたホィールサイズが違っていたんです。

当時のレースで使われていない

15インチホィールということが、喉の奥の魚の骨のように

引っかかっていました。このクルマを制作した12年前から。。

13インチにするにはブレーキキャリパーの加工が必要で

それにこのサイズでのワイドなタイヤの生産がかなり前に終了していて

実現したくても夢のまた夢とあきらめていました。

そんな中タイヤが再生産されているとの朗報が入るのでした。

アドバンのあの頃のかっこよく実用性大なタイヤの再生産に興奮。

旧車と呼ばれるクルマのタイヤサイズは小さく、昨今の旧車ブームのリクエストに

応えるカタチでの再生産なのでした。ヨコハマ万歳。

英国から13インチホィールを取り寄せて到着して即

手間のかかる加工をして13インチホィールを装着させてくれたのは

ミヤタニさん。頼りになるアニキです。ありがとうございます。

ブログの一枚目の写真は13インチ装着直後のものです。
かつてレースに参加するアルファロメオチームの面々は

ワイドボディ加工するにあたり、いかにバランスよく

もといカッコよく見えるスタイルにしようと考えた結果のGTAmだったと

思うのです。だって15インチホィールは高下駄をはいたような違和感しか感じ

られませんでしたが、13インチ装着してみてあらためてこんなにピタッとはまり

ビューティフルスタイルになるのですから。

私的に12年の変なわだかまりが解消されて、すこぶるスッキリした

この年がアルファロメオ元年。

来年はいよいよ海を渡ります。