雨ふり12周年

4月26日雨ふりは12周年を迎えました。

いつもでしたらお店にて恒例の寝台特急カシオペアの演奏で

盛り上がるのですが、

10、11周年を催せなかったので感染症対策をしっかりとした上で

かつてカフェを開いていた場所、中島公園のTAMISさんで

行うことにしました。

12年前素晴らしい場所に出会いBARを始めようと決意した中島公園

でもBARというジャンルは初めてのこと。

いい場所に巡り合い1週間後に契約を迎えるにあたっても

不安であーでもないこーでもないと逡巡していました。

そこで少しでも不安を解消し、背中を押してもらいたいと私が

やったのはコイントス。そう、サッカーなどの先攻を決めるアレです。

これまでも優柔不断が出たときに、こっそりやっていたコイントス

すがりましたが、これが見事に裏ばかり出るんです。

10回に1回くらいには表がでるのですが、もちろん納得がいかなくて

また何度も繰り返すのですが裏ばかり。。

不安を解消するどころか不安を増長させる結果になりました。

だけど夜の店のこだわり捨てがたく、思い切って契約のはんをついたのでした。

オープン初日。コイントスの連続裏が思い返され、誰も来ないんじゃないか

とかトラブルが続くのではとか不安でいっぱい。

ふたを開けてみたら、仲介してくれた不動産屋さんがたくさんお客さんを連れてきて

くれたり、カフェの常連さんが飲めないお酒を無理して飲んで応援してくれたり、

雨ふり近所のひとが、オープン楽しみでしたと通ってくれたりと

おっとり刀で飛び出した私を支えてくれたのでした。

そのうち「もうやめましょう北山さん」とか「松崎のアニキ」とか(アニキは

愛車コルベットの整備に手間取って今回の周年に来られないとのこと。完成したら

私のアルファロメオと走るのですが、お互いいつになることやら。)

たくさんお世話になることになる常連さんができ、本当にあっという間の

12年でした。

そんなことですっかり忘れていたコイントス

今日の朝、うん年ぶりに店のことを思いながらやってみたのですが

これまた裏がでました。

そうか、増長しがちな私の戒めか。

これからも気の置けないお客さんと楽しんでいきなさいということとし

新しい出会いにも期待を込めて、13年目を始めたいと思います。