市役所食堂

法務局に用事があり午前に地下鉄で出かけました。

さて、場所を確認しますと近くに市役所があり、そこの食堂が雨ふりのカウンター

でもたびたび話題になっていることを思い出し

ここでお昼をいただくことにしました。

10時からやっているんですね。法務局に行く前に

早めに食べようかと、市役所食堂に行きましたら

早い時間にもかかわらずたくさんの人。人気ぶりがうかがえます。

ガラスケースに並んだ食品サンプルがまたいいカンジ。

らーめんや蕎麦といったたぐいのものから丼もの

定食とどれもおいしそうで目移りします。

その中でも一番人気と聞く日替わりの「すずらん定食」に目がとまります。

本日は揚げてないチキンカツ。ノンフライのヘルシーなもの。

おお、さすが市民食堂。健康にも気を使てくれています。

これに決定と思いましたが、只今準備中の札。。

時間は11時ちょっと前です。

先に用事を済ませてからまた覘いてみようと出直しました。

15分くらいで用事が済みましたので、食堂にもどりますと

更に人がいっぱい。

目指す「すずらん定食」はというと嬉しいことに

準備中の札が外れてました。

520円なりの「すずらん定食」にビタミンサラダなる120円の小鉢をつけて

受け渡し窓口へ。

整理券を渡されて少し待つのかと思いきや置いたトレイにトントンと

定食を置いてくれます。早いのがいいですね。

作り置きですからカツは冷めているのですが、ふつーにおいしい。

せっせと食べるのですがここで問題発生。

ごはんの量が多いんです。あっさり味のカツですからごはんが進まず

かといって味噌汁で流し込むのはなんともいやはや。

券売機に納豆と生卵小鉢があるのを思い出し

財布握って席を立ち、券売機に行きますとこれまた長い列。

食べかけの定食が気になり、参ったなぁと思っていたら

券売機の前でリュックから財布を探しているご婦人の姿があり

時間がかかりそうなので、「先にいいですか」と声をかけ

了解をもらったので小銭をささっといれて納豆と卵の券を手に入れることが

できました。

追加追加で結局料金はアップしましたが、それでも安くそして

健康定食はおいしく、またこちらに用事があれば

利用したいと思いました。

マッキントッシュ真空管アンプ C20

不定土曜夕方のレコード持ち寄りの集い「アナログ親父の会」

スタート前にいつも肩慣らしと称して、みなさんがいらっしゃる前に

アンプを立ち上げ、私の好きなレコードをかけて

装置のコンディションを確認しています。

先週土曜日にも会の前に肩慣らしとばかりにスィッチ入れて

レコードに針を落とします。

まず確認することは左右のスピーカーから音が出るかなんですが

元気よく音が鳴れど、片方から音が出ない。。

うーん。まず疑ったのは接触不良。ケーブルの差し込みの確認。

しっかりつながっています。スピーカーケーブルもOK.

mc30パワーアンプのどちらかに問題があるのかと

左右ケーブル差し替えてみますとー

プリアンプc20が原因だと判明しました。

アナログ親父の会は真空管アンプを使って催しているのですが

事情を説明して、今回はもうひとつの雨ふりの雄。

JBL SA600とLINN LP12を使って、会を進めさせていただきました。

音の違いを楽しんだよ。と言っていただきこれはこれで

良かったなと。

週明け月曜日、アルファロメオの重大なことを相談に行くなど

(これはまた別のハナシ)

行ったり来たりしてなかなか濃い月曜日でしたが、なんとかアンプを

修理に出すことができました。

いつもこちらのお店事情をわかって、メンテナンスをしてくださる工房の方から

早速原因がわかったと連絡がきました。ほんといつもありがとうございます。

C20のずらりと並んだ真空管の中ほどに12A-U7という球が二本入っているのですが、

これは左右の音を出す通り道でして、この一本が寿命という始末でした。

マッキントッシュ真空管アンプ

60年以上前のビンテージ装置ですから

不具合はなにかしらありましたが、所有して20年

真空管が寿命というのは初めてのことでした。

聞けば電球然とした真空管ですが、滅多にアウトになることはないとのこと。

経年劣化を心配する年代に入ったのかなぁと他の球も心配になるのですが、

予備の球もあることだしと、落ち着きました。

今回の件も予備球交換にて一件落着。

完調になった真空管アンプ。こけらおとしは不具合がみつかるきっかけとなり

途中で針を上げてしまったアルバム。

シビル・シェパードはJAZZボーカリストで女優。

このアルバムは「タクシードライバー」に出演したころのもので

70年代中ころの雰囲気あるジャケットが素敵に感じます。

一曲目のボサノバ「トリエステ」が朗々とメトロゴンから流れ出し

日常が戻ったと安堵。

それにしてもシビル・シェパードスタン・ゲッツの掛け合いは

いい空気感を醸し出しますね。日曜の午後みたい。

そう

新婚さんいらっしゃいの時間帯のフルベール化粧品とかイオナのCMの

懐かしくなぜかこころ落ち着くあの感じがするんです。

 

ディフェンダーマスキング塗装

穏やかな天気のある日に以前から気になっていたディフェンダーの外周を守るステンレスプレートの再塗装をしてみました。

施工場所は小屋のある一角にて。

ご覧の通り10年前購入時にボディ同色塗装したステンレスプレートですが、

さすがに退色しヤレ感が出ています。

作業を始める前市内の駐車場にて、果たしてねじは外れるのかとふと思い

試してみました。

案の定

プラスねじで共締めされたプレートを外そうにもガッチリ固着して

外れません。これはまいったと思うと同時に、小屋に向かう道中にある

ホームセンターが思い浮かびました。

そこには豊富にマスキングテープが置いてあるだろうから

それを使って塗装しよう。プラン変更です。

ボディ下面塗装用のシャーシブラックでシャーシャー塗装しましたが

事のほかキレイに塗れて、楽しくなってきました。

気になるところ、せっかくなのでマスキングして塗装を重ね

完成したボディはなかなか見栄えよく、晴れやかな気分になりました。

やってよかった。やっぱり気になるところは何とかした方が

心地よいものですね。

作業終了。ちょっと小屋のことなどをと

井戸のハンドルを外して冬支度。空には渡り鳥の編隊がたくさん通りすぎて、秋から冬への季節の移ろいを感じさせます。

町寿司

昨今注目といいますか見直されてきた感がある町中華

肩ひじ張らないで

気取らずリラックスしたいときに気軽に行けるお店が

人気です。

敷居の低いお店でもうひとつ注目されているのが、

町のお寿司屋さん。

回転寿司にはない雰囲気ある店構えとカウンター。

そして職人の技が定額料金で楽しめるとあって、これまた近頃人気の様子です。

私もクルマでアチラコチラ小さい町にでかけると

つい着目するのは昔からありそうな蕎麦店と寿司店

そんな具合でみつけていた

札幌で長くお店を開いているお寿司屋さんに

行ってきました。

町の寿司屋さんは松竹梅など決まった料金のおすすめがあり

こちらの寿司店にもありました。

一番上のおすすめと言いましても清水の舞台からー

みたいな冒険価格じゃないのが

うれしい町寿司です。

なので迷わず一番上のおすすめをお願いしました。

職人さんから「苦手なものはありますか」と聞かれます。

「光物が。。」と好き嫌いの多い私は小声て答えます。

小声で。並びにお客さんがいると多分「光物苦手ですし屋に来るなよ」なんて

思われてはいないかとなるからでして、この瞬間が寿司店では一番気を遣う

という私です。光物が苦手でも好きなネタがあるのでいいんです。

などと心の中で納得させます。

程なく握られた寿司はすべて江戸前でした。

一仕事も二仕事もされた寿司は技のなせるものでして、あらためて

寿司の世界は大きく深いなと感じました。

かの有名寿司店の大将が、あらためて東京に出向いて江戸前を学んできたと

聞いたときは、なぜ?と思いましたが、

北海道の寿司はネタを酢飯に載せただけのおにぎりだ

なんてハナシが聞こえてきて、その大将の行動はさもありなんと

納得したのでした。プライドが味に還元されて客を喜ばせることになるのは

大いに結構です。ただ、スーパーのパック寿司も好きな私は

「そのままでどうぞ」といわれても醤油をつけたくてつけたくて。

なのでこっそりちょこんとつけたりしていますが、こちらのお寿司屋さんは

お好みでどうぞと言ってくれ、少し罪悪感から解放された気持ちで

つけさせていただきました。それでもなるべくそのまま

口にいれましたけど。

十貫ともうひとつお願いしてお会計。ささっと食べて帰るのは

俺流です。

趣ある町の寿司屋さん。長く愛されて続くにはワケがある。

おいしい技にごちそうさまでした。

 

アルファロメオとゆかいな仲間たち

秋が感じられるようになった九月末に

札幌でオールドアルファに乗っている方からのお誘いで

近郊をちんまりツーリングしてきました。

ひとりで走る時とは違った風景を見ることができ、ほかのクルマの

独特な排気音に囲まれてのツーリングは気持ちの高まりを感じました。

待ち合わせ場所でしばしクルマ談義をして目指すは長沼町。札幌からほどよい距離で

私もちょこちょこ出かけている場所です。

長沼の目的地はミートパイの店。

ミートパイはオーストラリアのファーストフードなのですね。こちらの店では

オーストラリア人のすこぶる気さくな方が、雰囲気ある店舗で本場の味を

提供されています。サクサクアツアツのミートパイはおいしく、手作りの

趣ある店舗はオールドカーにもよく似合うなぁなんて仲間たちと

パチリ。写真の枚数も増えました。

マオイの丘周辺に移動しまたパチリ。

ゆるいツーリングはここでお開きです。

ドのつくピーカンの中、趣味人たちとのツーリングは心地よいものでした。

またの再会を約束して各自帰路につきます。私は帰りの道すがら

産直市場に立ち寄り、ここで出すこだわりの蕎麦を食べて帰りました。

ミートパイと蕎麦。ちょうどいい塩梅だな。この組み合わせでまた来ます。

 

市電通りの雨ふり

電通りにある雨ふりですから、窓の外にガタゴトと市電が走る様子が

自然にうかがえます。昨年最古参の1950年代後半に作られた市電の最後の雄姿も

眺めることができ感慨もひとしおだったことも。

時代の移ろいを感じました。

古い電車は何といってもあの色合いが良かったんです。

深い緑と薄汚れたようなベージュの。

最古参の電車に似ている電車がまだ現役なので、あの頃の色合いで走らせたら観光的にも面白いのではと考えていましたら、市電愛好家の方々がクラウドファンディングを使って、あの頃のカラーリングを期間限定ですが復活させてくれました。

最近のクルマでも懐かしい色合い、たとえば茶色とかベージュとかが

人気だとか。落ち着いた色合いは見ているとほんわかした安心感がありますね。

世の中がやさしさを求めているのでしょうか。

 

夏JAZZ

八月に入り本格的な夏がやってまいりました。

とはいえ先月頭からはもう暑い日が続いていて

手ごわい蒸し暑さに閉口する毎日です。

北海道らしいカラッとした夏の暑さは何処へ。。

あきらめてジトっとした暑さを楽しむしかありませんね。

夏は各地で夏祭りや各種イベントなど外に連れ出してくれる

催しがズラリ。そんな中、夏にはJAZZフェスティバルが

かつては多く催されていたものでした。

夕張とか室蘭とか、そして数多く出かけたくっちゃんとかの

ジャズフェスもすべて終幕し、夏に物足りなさを感じるのは

あの頃のジャズフェスの楽しさを知っているからなのでしょう。

大物ミュージシャンもたくさん出演してたもなー。

人だらけの音楽イベントは今の主流みたいですが、会場サイズもそこそこで

小さなまちのお祭り然としていたジャズフェス。そこは郷愁につつまれて

どこかのんびりしたもので、ビール片手にした姿が会場の風景の一部に

取り込まれてる。。

そんな気分だったもなぁ。

と懐かしく思い出しながら閉店間際にビルエヴァンスをかけて

ビールを飲んでぼんやりしてみました。