趣ある店

今週初めに法務局に用事があり、札駅周辺に行くのも久しぶりということもあり

折角なのでそのあたりでお昼にしょうと歩いていましたら、

なかなか年季の入った店構えのお店に出くわしました。

どうやら老舗の居酒屋さんで、お昼には焼魚定食を提供しているらしい。

これはこれは。探検気分で暖簾をくぐりました。

店内は外観からの想像以上にそれは趣のある佇まいで、こんな良店が

街中にあったなんてー。

11時半くらいに入店したのですがほぼ満席です。

ひとつだけ空いていたカウンター席に通され早速献立に目を落とします。

銀鱈定食がおすすめみたい。隣の御仁はホッケ定食をワシワシかきこんでいます。

どれも親父心を刺激する品々がズラリとあり、そんなに迷わない

私も思わず考え込んでしまいました。親父だな私も。

結果定食で私的になじみある紅鮭定食をお願いしました。

ほどなくして供された定食は、いか刺に松前漬の小鉢がついています。

ごはんのこんもりした丸い盛り付けがどこか可愛らしくて

こころの中でニヤリとしてしまいました。

紅鮭の塩味もちょうどよく、ワシワシ食べ進みます。

でもやはりこんもりごはんがおかずに対して少し多く

最後は味噌汁でおっつけてごちそうさまでした。

いやぁなかなかいい店でした。次回は生卵を追加してワシワシやりたいと

思います。

 

すべてが主役

ユーチューバーの方がおいしそうに食べていた

高級なカップ麺を年の瀬に食べてみました。

その名も最強のどん兵衛

しかも麺、つゆ、薬味とすべてが主役とかなり強気な文言が並んでいます。

中身はこんなかんじ。

ふつーの天そばどん兵衛とかわらないのですが。

へぇー確かにしっかりとしただしの利いたつゆに

ぼそぼそしていないのど越しのいい蕎麦に感心。

香り高い薬味が本格的な蕎麦を連想させてくれます。

これは脱帽。ほんとすべてが主役と言っていいと思いましたね。

あんたが大将という歌も同時に思い浮かびましたが。

値段も納得です。

CMで年越しはどん兵衛でというものが流れると

子供時分から年末の雰囲気が感じられて好きでした。

2023年もこれにて仕舞いです。

 

今年の漢字は「車」

先ごろ今年の漢字が発表されましたが

私の今年の漢字は迷うことなくコレ

「車」です。

なにせ5年の月日をかけたボディレストアが終わり

フィニッシュ作業の

組付けをスピードアップしてやってくれたおかげで

3月下旬にアルファロメオが納車。

それから

11月の末頃までまぁ乗りまくったもの。

晴れた日にはハンドル握っていたのではというくらい

乗りまくった一年でした。

月日はかかりましたが新車のボディを手に入れたアルファロメオの乗り味は

素晴らしく、いつまでも乗っていたくなるほど感動しました。

嬉々として

あちらこちらにたくさん出没しましたら、うれしいことにお声掛けしていただくことも

多々ありまして、自分だけでなくとりまく皆さんもニンマリしていただいたのかなと

思いました。これはクルマ冥利に尽きる。

そして私も実現するのは夢のまた夢と思っていたことがなんと

シーズンオフ寸前に実現できたことも大きな出来事でした。

それはホィールを15インチから13インチへ変更したことです。

私のクルマはアルファロメオGTAmレプリカ。

60年代後半からレースで活躍していた頃のレースカーを再現したものなんですが、

ボデイ形状にエンジンチューンなどあらゆるところに手を入れていますが

一番肝心なところと私が意識していたホィールサイズが違っていたんです。

当時のレースで使われていない

15インチホィールということが、喉の奥の魚の骨のように

引っかかっていました。このクルマを制作した12年前から。。

13インチにするにはブレーキキャリパーの加工が必要で

それにこのサイズでのワイドなタイヤの生産がかなり前に終了していて

実現したくても夢のまた夢とあきらめていました。

そんな中タイヤが再生産されているとの朗報が入るのでした。

アドバンのあの頃のかっこよく実用性大なタイヤの再生産に興奮。

旧車と呼ばれるクルマのタイヤサイズは小さく、昨今の旧車ブームのリクエストに

応えるカタチでの再生産なのでした。ヨコハマ万歳。

英国から13インチホィールを取り寄せて到着して即

手間のかかる加工をして13インチホィールを装着させてくれたのは

ミヤタニさん。頼りになるアニキです。ありがとうございます。

ブログの一枚目の写真は13インチ装着直後のものです。
かつてレースに参加するアルファロメオチームの面々は

ワイドボディ加工するにあたり、いかにバランスよく

もといカッコよく見えるスタイルにしようと考えた結果のGTAmだったと

思うのです。だって15インチホィールは高下駄をはいたような違和感しか感じ

られませんでしたが、13インチ装着してみてあらためてこんなにピタッとはまり

ビューティフルスタイルになるのですから。

私的に12年の変なわだかまりが解消されて、すこぶるスッキリした

この年がアルファロメオ元年。

来年はいよいよ海を渡ります。

 

 

ゴブレット

お酒とともに提供する水

今まではソーダグラスや小さいグラスで提供していましたが

なんか絵面的に物足りなく見た目楽しくないと感じていました。

少しゴージャスに見える

脚のあるグラスで提供すると「かつて」の世界が

広がるのではーと選択したのはゴブレットでした。

水の提供に脚のあるグラスを使うことを気づかせてくれたのは

先日見た映画「ナポレオン」の食事シーンからでした。

出来立てのココノすすきのにある映画館にて

ドルビーサラウンドも体感しつつ見たナポレオンは迫力充分で

当時の風俗も上手く再現されていて、見ごたえある作品でした。

小学生の時に図書館ではじめて借りた本はナポレオンの伝記。

少年の心は劇的な人生にすっかり魅せられてしまいました。

思いあふれるナポレオンです。感想を書き出すと壮大になりそうですので

これはカウンターで聞いてくれる方に語らせていただきます。

その映画の中で、食事やお酒を飲むシーンが多々でてくるのですが

にぎやかなテーブルには必ず水が供され

そのグラスは主役のお酒のグラスにも見劣りしない

豪華できらびやかな華奢な脚のあるグラスでした。

華奢なグラスで水を飲む。どこか気品を感じてそのシーンは印象に残り

雨ふりでの水のグラス変更のきっかけとなりました。

本当は華奢なグラスで提供したいのですが、

昨今の健康志向からか、みなさんよく水をお飲みになりますので

そこはあきらめ

少し無骨ですが脚のあるゴブレットにて水を提供します。

もともと所蔵していたグラスやら買い足したものでわざと統一感はださないようにして

カラフルなグラスでテーブルを賑やかします。

東宝シネマのカオといえばゴジラ

ででーんと来場者を歓待していました。

 

アラジンストーブ

冬支度で持ち込んだアラジンストーブですが

着火するもきれいな青火にならず

不完全燃焼のしるしの黄色火になるばかり。。

しかも炎が大きくならないんです。

6年も交換していない芯を疑い、交換するも同じ状態でした。

これはもしや。。

アラジンストーブのQ&Aをネットで確認しますと

古い灯油が影響してると書いてまして

そうそう

クルマのガソリンも古くなるとダメになるものね

さもありなんと納得しました。

今年は猛暑でしたので、夏でも比較的涼しい小屋のなかでも室温高く

それで灯油の劣化もすすんだのかもしれません。

ホームセンターでオイルパックと新しい芯を購入して

分解作業。それにしても一度古い灯油を吸収した芯も交換しなくてはいけないのが

残念。結構値段するんです。

ユーチューブの芯の交換動画を参考に2回も作業をすると

さすがに手慣れたもんでしたが。

きれいな青火を見ますと作業の手間も苦労も打ち消されます。

これにて雨ふり冬支度完了。

今年もあったかくしてお待ちしています。

冬支度

札幌も初雪が観測され本格的な冬の訪れが

やってきました。

秋から冬へ。店の中もグンと冷えてきましたので

雨ふりのストーブを保管している小屋に取りに行きました。

小屋周辺も木々の葉が散り、晩秋の様子。

アラジンストーブ2台とついでにレコードも何枚かピックアップしました。

「このレコードはあのひとが喜んでくれるかな」

などとレコードを選ぶときにはお客さんの顔が浮かびます。