らーめん対決

おうち時間が長くなるのと関係なく

家で野菜炒めとか納豆ご飯を食べるのが好きなので

わりかし台所に立っています。

涼しくなってきたので作る機会も増えたのがらーめん。

手の込んだものではなく、市販のラーメン店のスープに

好みの生めん(旭川らーめんの細い麺が最近の定番)を

ゆがいて、のりや野菜をトッピングするという

手間いらずのもの。

これはこれでなかなかうまいのですが

どうしても専門店にかなわないのが麺の香りだと思っています。

実家で母親に作ってもらったらーめんもあっさりして

おいしいのですが、この香りが気になっていました。

専門店に卸している麺を製麺業者から直接購入して

茹でて試してみたのですが、やっぱりほんのりと小麦の香りが

するのでした。

これは大きい寸動鍋で茹でなきゃだめなんだろうなと

思うと同時に、最近専門店でらーめん食べてないなぁ

はたして自分で作ったらーめんと何が違うんだろう

比べてみたくなり、いそいそと出かけました。

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チェーン展開をしている家から比較的近く定評のあるお店の

みそらーめんを注文してみました。

チェーン店を選んだのはわりと万人受けする味が

市販のスープでつくる素人らーめんの参考になるのではと

考えたから。

まずスープ。やっぱりたくさんのひとがいいんじゃないと

感じるような、偏りのない素直な味。クセのある味が苦手な私には

美味しく感じました。

ニヤッとしたのはメンマ。

冷蔵庫から出して最後にのせると冷っとするのですが、このらーめんの

メンマも同じく冷っとしていて、同じことしてるんだなぁ。

大きいチャーシュー、これは専門店の仕込みのたまものですので、

ちゃちゃっと素人らーめんには真似ができませんが、

この下に隠れているもやしを中心とした野菜に注目でした。

しゃきしゃきしてるんです。

素人はどうしても炒めすぎてしまうとユーチューブで料理人が

言っていましたがその通りなんですね、炒めすぎないことが

参考になりました。

そしてトッピングの量。

インスタでおじさんが自分で作ったらーめんや料理をアップしている

のを多々拝見しますが、失礼ながらどれもこれも食欲そそらない。

それは総じて具材を載せ過ぎるから絵ずらが散らかって

見ただけでご馳走様になってしまうからなんです。

盛り付けはどの料理でも一番大事なことだとあらためて気づかされました。

上手く盛り付けを考えられなかったら、載せる量を減らすといいんですね。

最後に

麺の小麦の香りがほんの少し感じられたので、それだったら私のらーめんも

いい線いってるのではと思い過せて店を出たのでした。