1月22日はJAZZの日
januraryのjaと22日がzzに見えることから組み合わせてのJaZZ
たしかに22はzzに見えますね。
そんなJAZZもかかる店をしている私ですが
jazzと聞くと思い浮かべるのは高校3年の時に初めてひとりで行った喫茶店のこと。
浦河の街中大通りの路地裏にひっそり佇む小さい店。
小さな町に喫茶店は何軒かしかなく、その中でその店はペーパードリップで
珈琲を淹れてくれる本格派という噂をたよりに、思い切って訪ねてみたのが
夏も終わりの日曜の午後でした。
薄暗い店内では珈琲のいい香りと、タバコの煙。
漁師然としたひとたちがリラックスした様子で
ぼんやりタバコをふかしています。
知っている顔がデートなんかで来ていたらどうしよう。。
などとあらぬことを考えながらドキドキと窓際の茶色いソファーに腰をかけました。
幸いお客さんはタバコの方々とカウンターに店主の知り合いと思われる
年配の常連客のみでしたので、変に安心したりして。
初めてひとりで喫茶店なるものに入って落ち着かない様子の私ににこやかに
オーダーを聞きに来てくれた店主さん。
私も愛想を振りまいていたらおすすめされた珈琲のことなんか
どこかへいってしまい、気づいたらとっさに思い浮かんだうちでもよく飲んでいた
ココアを頼んでいたのでした。。
あたたかいココアでリラックスしてきた私の耳に低い音楽が入ってきている
ことに気づきました。これはJAZZだな。
ぜんぜん詳しくない私でも雰囲気でわかるいかにもなメロディに
いつしか集中し、なんかわからないけど大人かっこいい世界に
飛び込んだ自分を感じていたのを思い出します。
結局その一度きりの訪問でしたが
聞けばその店は隔日ですが営業されているとのこと。
内装も昔のままといいますから店内に入ったら見事にあの頃に
戻れるんだろうなぁ。今度は珈琲を
いつの日かオーダーしたいもの。

デュークピアソンのファントム
ジャケットの雰囲気そのままなどこか不安で妖艶なメロディが
好きでついついかけてしまいます。真空管で大きな音で聞く
JAZZの好きな一枚です。