今野雄二さん

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1985年の夏休み、実家に帰省していた時に見た
水曜イレブン〜日テレの深夜番組11PMでエンタメ情報を紹介していたのが
今野雄二さんでした。
夏の或る日の夜に、今野さんが紹介したのは「ショコラータ」
オペラとロックと、クラシックとJAZZとファッションと、、書き切れない位
様々なモノが癒合された、音楽集団と言えばいいのかな?
とにかく電気が走るような出会いでした。
このTVでのLIVEを見た後、札幌に戻ってからの私の人生はガラリと
変わりました。それほどの衝撃を受けたアーティスト。
そこからの展開は熱くアツク、そして長いので別の話にします。
「超スノッブファッショナブル集団!」と確か
今野さんがショコラータを紹介したと思います。普段冷静な方が
少し興奮気味で紹介していたのが、とても印象的でした。
ソレに対して、司会の愛川欽也さんは、「またディレクターがヘンなのつれてきちゃったよ」
と、やれやれといったカンジで返していたのを覚えています。。。(ちょっとくやしかった)

あの時、今野さんがショコラータを紹介していなかったら、、、私の
人生は違ったものになったはず。ファッション、芸術、音楽、いろいろ考え
極端に求めた濃い時間を過ごしたからこそ、こだわりが生まれました。
良いのか悪いのか?妥協知らずにつきすすみ、研ぎ澄まされた感覚を信じられたから
仕事に結びつき、発想力が豊富に生まれた。。
この出会いは絶対必要なものだったと思っています。

一昨日、お客さんのリクエストでかけた、加藤和彦の「パパヘミングウェイ」を聴きながら
今野雄二さんがショコラータを教えてくれたことを思い出していました。。。
トノバンといい、今野さんといい、、まったく。。

感謝と哀悼の意を表するしかないじゃないですか。