麻黄湯


ここのところグッと寒くなってきた
札幌です。
雨ふりのカウンターでも最近風邪が流行っているみたい
という会話が交わされていますが、
季節の変わり目に弱い私にはめずらしく
ビクともしない元気ぶりでしたので、へぇーなんて
他人事の返事でした。
しかし、やっぱり流行に敏感なのか
3日くらい前から悪寒がするようになり、
ついに高熱発生して、不覚にも木曜日は休んでしまいました。
高熱とともに首と頭が痛くてたまらない今回の風邪の症状に
閉口です。
週末は休めないので大事をとって病院に行きました。
通いなれている近所の比較的大きな病院ですが
ここのところ処方される薬に漢方薬が含まれるようになり
それなりの効能があるのかなぁという程度の認識で
飲んでいましたが、今回半年以上ぶりに処方された薬は
漢方薬のみでした。
漢方薬というと私は白髪の古老がすり鉢を前になにやら
唱えながら処方する魔法薬という印象です。
ええ〜この科学全盛時代に先生どうして
これを〜と声に出そうとしましたが、先生のあまりにも
これでしっかり治りますからね!の力強い言葉に圧倒され
診察室を頭を下げて退出していました。
はてさて処方されたのは「麻黄湯」なる漢方薬
ネットで調べますとインフルエンザにも効果のある
注目の漢方のようでした。
効果も上々で病院でもかなりの普及率。
成分の検証も進んでいてそこそこの解説もされています。
私には難しいので斜め読みですが。
チンプイプイな魔法の薬ではないことに
納得して服用していますが、確かに熱も首の痛みもゆるやかに
収まり、何よりダルさがあまり感じられないのが不思議です。
今までの私の風邪は、熱やのどの痛みが治まったら
鼻水に微妙なダルさが長引くのが常でしたが、
今回はちと違うのではと期待しています。
もしかしたら、病院の先生が私に暗示をかけたのかも
しれませんが。。いずれにしても治れば万々歳です。